クローン病(CD)

クローン病とは

クローン病とは

炎症性腸疾患の一つであるクローン病は、口から肛門までの消化管全てにおいて、びらんや潰瘍などの炎症が起きるという特徴があります。
明確な原因は解明されておらず、国の指定難病の一つでもあります。
日本国内での患者数は約7万人と推定され、男性の患者数は女性より約2倍多いと言われています。

クローン病の特徴

クローン病を発症すると、口内炎が多発する、下痢が続く、肛門周囲が痛くなるなど、あらゆる部分において異変が現れます。
日本人のクローン病患者さんは痔瘻や肛門周囲膿瘍など、肛門病変を有しやすいとも言われています。
炎症が起こる部分は消化管の粘膜層(表面)だけとは限らず、消化管の壁全体に見られることがあります。

クローン病が発生する部位

クローン病が発生する部位は、「小腸のみ」「大腸のみ」「小腸・大腸の両方」という3パターンに大きく分類され、発生する場所によって症状にも違いが見られます。
確定診断を行うには精密検査が必要なため、信頼できる専門医を受診しましょう。

クローン病の症状

クローン病で最も多い症状は下痢や腹痛です。
潰瘍性大腸炎よりも痛みの訴えが多く、肛門の痛み、痔瘻、下痢などの繰り返しで受診に至る方も少なくありません。
お腹の症状以外では、関節炎や皮膚症状といった消化管以外の問題や、炎症悪化による全身倦怠感、発熱など多岐にわたります。

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