当院のIBD治療の
4つの特徴
炎症性腸疾患(IBD)の
治療について
近年、炎症性腸疾患(IBD)の患者数は増加傾向にあります。
日本国内において、潰瘍性大腸炎を患っている方は約22万人、クローン病の患者さんは約7万人に及ぶと言われています。
それだけの患者さんがいらっしゃるにもかかわらず、IBDは現在の医学では根治が難しい難病に指定されている状況です。
当院の副院長は、IBDを発症してお困りの患者さんに、少しでも安定した生活を送っていただくお手伝いをしたいと考え、さまざまな取り組みを行ってきました。
知識と診療経験に基づいた治療
当院の副院長は、IBDについて深く研鑽を積んできました。
戸畑共立病院消化器病センター、札幌厚生病院IBDセンターでさまざまな患者さんと出会い、多くの症例に触れてきた経験がございます。
また戸畑共立病院ではIBDチーム医療の立ち上げからIBD教室の実施などを行ってきました。
そういった実際の現場での知識と経験を活かしながら、患者さん一人ひとりの症例と向き合ってまいります。
患者さんの負担にならない
内視鏡検査の実施
IBDの治療では、定期的な内視鏡検査が必要です。
当院では、なるべく患者さんがきつい思いをしない内視鏡検査に努めています。
こまめに行う検査だからこそ、毎回の負担を最小限に抑えて無理なく治療を続けていきたいですね。
気軽に相談できる雰囲気の医院です
IBDを患っている患者さんの中には、ご自身が難病と言われる病気を抱えていることに気づかなかったという方も少なくありません。
IBDは「ちょっとお腹の調子が良くなくて…」という小さなお悩み相談から発見されることもあります。
当院はそういった小さなお悩みも気軽にご相談いただける環境づくりを大切にしたいと考えています。
科学的根拠を重視した
治療方針の提案
これまでにIBDに対して様々な薬剤、治療法が開発されてきました。
昨年には3つの新規治療薬、今年も2つの新規治療薬が使用できるようになりましたが、治療法が多いと医療者側も患者さんもどの治療法を選択するか悩みます。
また、患者さんによって症状の出方や進行の度合いが違います。
患者さんによって治療方法に対するご希望も異なるでしょう。
当院では、治療を行っていくにあたってまずは患者さんのお気持ちやご希望をしっかり考慮いたします。
その上で、科学的な根拠をきちんと共有しながら、患者さんと共にご納得いただける治療を決めていきます。